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前の会社で退職した理由を聞いた時、本人に原因がありそうなときには、当然企業も採用を見送るわけだが、企業の嫌う退職理由には、おおむね次のようなものがあげられる。 不正行為売上げ代金着服といった例がこれにあたる。

女・酒・バクチを総称して3クセという。 「私はコレで会社を辞めました」と小指を立てるコマーシャルがひところ人気をさらったが、現実に女癖で会社を辞める例は多い。
酒癖も、酒にのまれてケンカ、酔いつぶれて欠勤といった例。 さらにパクチ癖も高ずると競輪、競馬、競艇のある日は欠勤するか、業務時間中にも出かけていく例。
すべて仕事に影響してきで辞めざるをえなくなる。 職務遂行能力の欠如能力のない人がどこの会社にもいづらくなって転職を重ねるケース遅刻・欠勤の常習、からだが弱い、2日酔い、サボタージュ。
理由はいろいろだが、勤務態度が悪く、勤務評定が低いことが問題になって退職する。 このほかにも原因はさまざまだが、少なくともこの5項目は致命的な欠陥。
こうした理由による場合は、企業側は間違っても採用したくないわけだ。 「なぜ辞めたのか」という質問には、退職理由が本人の人格的欠陥の結果でないにしても、常に仕事への姿勢を問う企業サイドの意図が込められていると思う必要がある。
むりもないと思える納得のいく理由を持った人のなかから、もっとも能力のある人を採用していきたいというのが企業の姿勢だからだ。 「上司が嫌い」「残業が多い」「ただ何となく」では、仕事の姿勢を疑われるし、前の会社の悪口や、機密の暴露も嫌われる。
応募者は、たとえば「潜在的な海外市場に目を向けようとしないのが不満でした」と仕事への前向きな姿勢を持った回答を準備するなどして、相手の警戒を解くようにすることが大事になってくる。 不利な理由を答える必要はないが、中途採用には身元調査がつきものであることを考えると、まるっきりのうそを並べるのも考えもの。

その点は注意しておきたい。 確かにその会社に在籍していたか。
いわば経歴詐称のあるなしを確認する。 どんな仕事をしていたか。
職種のキャリアにウソがないかを確認する。 最終段階まで行きながら、不採用になる。
それが4度、5度目になると奇妙に思えてくる。 なぜ不採用なのかを問い質してみると、前歴調査の結果であった、というのが少なくない。
この前歴調査は、中途採用にはっきもので、幹部募集や経理マンについて事前に前歴調査が行われると思って間違いない。 幹部採用に際しては会社への影響力が大きい。

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